猟銃による重大事故の発生に関する緊急アピール
2月4日に厚真町で起きた猟銃による死亡事故から、既に11日が経ちましたが、
未だにその現場で狩猟を行っていた者が名乗り出ていないことは、誠に遺憾であ
ります。
北海道猟友会は、人命が失われる重大事故が発生したことを重く受けとめ、各
会員に対して、更なる安全の徹底と事故に関する情報提供を通知しております。
マスコミによって、事故の状況が逐一報道されていることを考えますと「思い
当たる狩猟者」は、必ず居るはずであります。
北海道猟友会は、狩猟者の団体として、当事者が早急に名乗り出ることを強く
要請いたします。
銃の所持が許可された者は、安全な取扱と万一の事故に誠実に対応する責任を
負っており、一刻も早く名乗り出て、遺族に深く謝罪するとともに道民の不安を
払拭していただきたいと考えております。
捜査当局では、銃所持者に関する様々な情報を厳格に管理しており、今後捜査
を進めることにより必ず該当者を割り出すものと推察しております。
同行していた狩猟者も存在するとのことであり、事情を承知している者は、速
やかに最寄りの警察署に出頭されますよう、重ねて要請いたします。
今後、北海道猟友会は、全ての会員からどんな些細なことであっても情報提供
をいただき、一日も早い事故の解明に向けて、積極的に協力して参りたいと考え
ております。
平成23年2月15日
社団法人北海道猟友会
会 長
天 﨑
弘
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