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北猟第
6
8 号
平成23年2月7日
各
役
員
各
支
部
長
様
各狩猟指導員
社団法人
北海道猟友会長
猟銃による事故の発生と安全狩猟の徹底について 皆さまにおかれましては、報道などで既にご承知のことと存じますが、2月4日(金)に胆振管内厚真町の山林で、 間伐作業を行っていた方が狩猟者の銃弾で死亡される痛ましい事故が発生いたしました。 この度の事故は、猟友会の会員が起こした事故であるかは明らかとなっておりませんが、北海道猟友会としては、 狩猟を行っている仲間として、2月5日の夕刻に報道機関の御協力をいただき、緊急記者会見を開催し、当日現地 で狩猟を行っていた方、心当たりのある方は、早急に最寄りの警察署に名乗り出ていただき、当時の状況を説明す るよう強く呼びかけたところであります。 作業を行っていた被害者の同僚が、発砲していたオレンジ色の上着を着た2人のハンターに大声で注意をすると、 青色のRV車で立ち去ったとの情報もありますが、今日現在、現場で狩猟を行っていたとされる者は、特定されて いない状況にあります。 ご遺族の方の心痛及び捜査関係者のご負担並びに適切に狩猟を行っている狩猟者への影響を考えると、一刻も早く ご遺族の方への謝罪や捜査機関への状況説明などを行い、狩猟者としての責任を果たすよう強く望むものでありま す。
つきましては、今回の事故を大きな教訓とし、安全狩猟の徹底を図るため、各支部長におかれましては、下記事項 について、文書あるいは電話等により会員への指導を徹底されますようお願い申し上げます。
なお、今回の件に関し、会員の皆さまから情報が寄せられた場合は、速やかに連絡願います。 また、狩猟指導員の皆さまには大変ご苦労をおかけいたしますが、可能な限りパトロールを強化され、会員の有無 を問わず、特に狩猟現場における「矢先の安全確認」と「脱包の励行」を重点として、狩猟者を指導されるようお 願いいたします。 さらに、今回の事故に関連して、北海道環境生活部長から別紙写しのとおり指導がありましたことを厳粛に受けと め、猟友会の組織を挙げて再発防止に取り組んで参りますので、皆さまのご協力をお願いいたします。 記 会員に対する指導事項
①
猟野の地形、人畜等の有無、田畑、道路、家屋及び車両などを確認してから発砲すること。
②
シカなどの獲物であることを確実に確認してから発砲すること。
③
銃を手にした時、又は銃を手放す時は、装填の有無を確認するとともに、猟場であってもこまめに脱包すること。
④
教本などにより、銃刀法及び鳥獣保護法に定めている事項の再確認と遵守を徹底すること。
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